記憶術の応用その4。電子地図を使おう!

記憶術について

記憶術の中でも場所法記憶術は、どの場所に何を結びつけるかが重要です。家の中であれば、テレビ、ソファー、冷蔵庫、トイレなど、おそらく30個程度は場所を作ることができますが、何百、何千と覚えるためにはもっと広い場所を利用する必要があります。そこで、今回はGoogle Mapなどの電子地図とマーカーを使った記憶術の応用方法をご紹介します。

電子地図とマーカーを使う利点

1.場所の無限拡張

  • 電子地図を使うことで、場所をほぼ無限に増やすことができます。広大なエリアを使って多くの情報を効率的に記憶できます。

2.位置関係の把握

  • 衛星写真や地図を使うことで、場所の位置関係が把握しやすくなります。例えば、公園の遊具の位置関係を把握しながら順番に思い出すことができます。

3.グループ分けが容易

  • 覚えたい情報を場所でグループ分けしやすくなります。例えば、古代ローマに関するものは図書館にまとめて紐づけるなど、テーマごとに整理できます。

4.電子データとして管理

  • PCで入力したデータをスマホでいつでも確認できるため、便利に管理できます。マーカーに紐づけてテキストや写真を記録することも可能です。

実際の活用方法

1.場所の設定

  • Google Mapなどで覚えたい場所を選び、マーカーを設定します。家の中だけでなく、広範な地域をカバーすることができます。

2.マーカーに情報を追加

  • 各マーカーに覚えたい情報を紐づけます。例えば、自室の本棚には「このあたり」といったレベルで座標を指定し、詳細情報をテキストや写真で追加します。

3.広いエリアの利用

  • 例えば、近所の公園や学校、商店街などを使って、より多くの情報を記憶します。位置関係を考慮しながら順序立てて情報を整理します。

注意点とコツ

大まかな位置設定

  • 細かい場所(例:自室の本棚)にマーカーを設定するのは難しいため、大体の位置に設定します。詳細はテキストや写真で補完します。

データの統一性

  • 自分の身近な場所ほど細かい情報を、遠い場所ほど大雑把な情報を結びつけがちですが、データとしての統一感を保つことが重要です。

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